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月次外貨財務諸表の換算レート

月次での外貨建財務諸表を円ベースに換算する際に、通常は、BSについては当月末レート、PLについては、当該月の単純平均レートを使っていると思います。

しかしながら、この方法には、主として以下の2点の弱点があります。
1.PL換算用の平均レートの算出に手間がかかる。
2.月中の外貨取引については、前月末レートで換算して仕訳しているが、財務諸表を換算する際は平均レートで行うために、換算後のPLに反映される取引額がオリジナルの金額と異なる金額となり、すっきりしなかった。

そこで、上記の弱点を克服するのが、PLを前月の月末レートで換算する方法である。この方法を採用することで、上記の問題は解決されるどころか、月次の(連結)月次決算は、より早期化される。

なお、この方法は、「外貨建取引等会計処理基準」にも準拠したものであると思われます。何故ならば、この基準においては、年次の財務諸表の換算のみに言及していると思われ、且つ、その場合のPL換算レートは、「原則として期中平均相場による」とのみ規定されているだけなので、月次財務諸表のPL換算レートに、前月末レートを使っていても基準の趣旨に反するものではないし、むしろ、年間のPLを年間平均レートという単一レートで換算するよりもより正確な財務諸表になると思われるからである。

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